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アリストテレス

(紀元前384年~紀元前322年)

プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンと共に、西洋最大の哲学者の一人とみなされ、また多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」とも呼ばれています。

アリストテレスは、師であるプラトンが主催する学園アカデメイアに入門し、そこで20年間学生として学び、その後アカデメイアの教師として指導にあたりました。

プラトンの死後は、アレクサンドロス大王の家庭教師として、弁論学、文学、科学、医学、哲学を教えたことでも知られています。

アリストテレスによる書き物は、元々は550巻ほどあったと考えられていますが、そのうち現存しているのはおよそ3分の1です。

自然科学に関しては、天文学、気象学、動物学、植物学など幅広い論述がなされています。

アリストテレスによる宇宙論は、世界の中心に地球があり、その外側に月、水星、金星、太陽、その他の惑星などが、それぞれ同心円状に各層を構成していると論じられています。

これらの天体は、四大元素(火・空気・水・土)とは異なる完全元素の第五元素「アイテール」から成っており、そのためこれらの天体は天球上を永遠に円運動していると考えました。

さらに最外層には「不動の動者」である世界全体の「第一動者」が存在し、すべての運動の究極の原因であると説いています。

中世のイスラム哲学者や神学者、キリスト教神学者は、この「第一動者」こそが「神」であると考えました。

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