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古代の哲学者たち

長い歴史の中で、数秘術の形成に少なからず影響を与えていると考えられる、現代に名を残す古代の哲学者たちを紹介します。

哲学「philosophia」には、「知(智)を愛する」という意味が込められています。

哲学は他の学問と違い、哲学という名前を聞いただけでは何を研究する学問なのか内容を理解できないところがあります。

これは、哲学という学問の対象が決して一定していないことを示しており、哲学はまさにその字義のとおり「知を愛する学」とでもいうほかに仕方ないような特徴を備えています。

長い歴史を通してみると、その対象の移り変わりがよくわかります。

ソクラテス以前の初期ギリシャ哲学では、対象は「自然」でした。

紀元前5世紀頃のソクラテス以降になると、哲学の対象は「人間的なこと」になりました。人間の魂のよさ、倫理的なことがらです。ソクラテスは、自然に関する知などは意味がないと考えました。

ソクラテスの弟子であったプラトンやアリストテレスになると、人間的なことと共に自然も対象とし、壮大な体系を樹立しました。

ヘレニズム・ローマ時代の哲学では、「自己の安心立命を求める方法」という身近で実践的な問題が中心となりました。

ヨーロッパ中世では、哲学の対象は自然でも人間でもなく「神」でした。

さらに近代になると、人間が中心的になり、自己に自信を持っていた時代であったので、「人間による認識」(人間は何をどの範囲において認識できるのか)ということの探求が最重要視されました。

「人間は理性的認識により真理を把握しうる」とする合理論者と、「人間は経験を超えた事柄については認識できない」とする経験論者が対立しました。

そして、合理論と経験論を総合統一しようとしたのがカントです。

その後も時代の歩みと共に、さまざまな探求がされています。

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